このレビューはネタバレを含みます
2の頃から、20年後の設定。
初老の三男は、まだドンやってるけど、糖尿病で結構ヤバイ状態になっている。
財団を立ち上げ、多額の寄付をし、バチカンから表彰され、バチカンの資金運営を担うアメリカ人の大司教とつながりを持つ。
権力だけでなく、栄誉も手に入れようとしていた。
彼の息子は、彼を嫌い、大学を卒業してほしいという願いを無視して中退し、オペラ歌手を目指す。
10年前に離婚した妻と再会し、険悪なムードが薄れる。
ドンの妹は、後継者候補に自分の息子を連れてきて、ドンの娘は彼と恋に落ちてしまう。ドンは、彼との付き合いは危険なので反対する。
ドンは、妹の息子を後継者にと考えると同時に、合法的な仕事だけに絞ると宣言する。
(ずっと裏社会から抜けようとはしていたものの、事あるごとに事件が起こってたなー。悪い人じゃないのに離婚までしないといけないくらい仕事に左右されてて辛かった。彼の後悔や苦しみ、愛などの心情が1番現れてた作品。)
甥は、以前の縄張りを支配している手下の男の下で働いていたが、呼び出して育成しようとした事で、彼らの間で抗争が起き、甥は、血気盛んで、縄張りを支配している男を殺してしまい、関係がこじれてしまう。後継者になる代わりに、娘との付き合いをやめるよう命令し、甥は彼女に別れを告げる。
息子のオペラデビューが決まり、シシリー島にファミリーで訪れる。
舞台の最中に、ボディーガードたちは殺され、公演後、外に出たドンは襲撃にあってしまう。
娘は、ドンに彼との付き合いを反対しないようお願いしに来たが、ドンを狙った弾で撃たれ亡くなってしまう。ドンは、溺愛していた娘を亡くしてしまい、絶叫。
数年後、ドンは、庭の椅子に腰掛けながら、1人静かに亡くなる。