ゴッドファーザー三作目。
家族との関係の再構築を考え、マフィアから足を洗うべく日向の仕事に方向転換をしようとするも、幾度も闇の世界に戻されてしまうマイケル。
老いも目立ち、静かに家族と過ごしたいと思っても、過去の自分がそうさせない現状に、見ていて「もう勘弁して...」と思ってしまいます。
光の明暗で作られる画面構成・カメラワーク・音楽は、見劣りしてしまうけど、最後のオペラと襲撃が重なるシーンにはゾワゾワと鳥肌が立つ思いがしました。
ラストシーンの虚無感、切なさが秀逸です。
年を重ねてまた見直したいシリーズでした。
