春と美香子、二人の女性の夫や母親との言葉と思いのすれ違いにヒリヒリ。
思い出話や日常会話が突如不穏なものに姿を変える恐ろしさはもはやホラー。
特に終盤の車中シーン！間違ってないのにただただ美香子の心を上滑りする毅の言葉は聞いていて辛かった。
名シーン多し！すごく良かった。
神戸が舞台であったり登場人物が重なっていたり、もちろん監督の野原さんが制作に携わっていたということもあって『ハッピーアワー』のことが度々思い出されました。
違和感や苦しみを抱えた普通の人が選択し、壊し、自分なりの答えに到達する様に希望をもらえたような気がします。
川村りらさん、素敵でした。
