みおこし

スイング・ホテルのみおこしのレビュー・感想・評価

スイング・ホテル(1942年製作の映画)
3.5
ビング・クロスビーとフレッド・アステアという二大スターの共演で贈る上質なミュージカル。特に有名なのはクロスビーが歌う「ホワイト・クリスマス」という楽曲で、本作では一度しか歌唱されませんがこの後この曲が大ヒットして同じタイトルのミュージカル映画が改めて作られたほど。
原題から分かるように、1年間のさまざまなホリデーをテーマにしたストーリー。それぞれにまつわる楽曲が登場するので、映画というより豪華なジュークボックスから流れるアステアとクロスビーの曲を聴いている気分になれます!(とはいえ、今回はアステアは脇に徹しています)

ミンストレル・ショーさながらに黒塗りをして踊る今見るとちょっとコメントしづらいダンスもあったりするものの、バレンタインデーのロマンチックなダンスと、爆竹を足元に置きながらそれの爆発音とタップがぴったり合った奇跡のダンスなど、見せ場もたくさん!
でも確かに「ホワイト・クリスマス」が圧倒的に曲としては立っていて、暖炉の前での歌唱シーンは観ているこっちまでつい口ずさんでしまいました。
みおこし

みおこし