エンドロールで心が締め付けられる。
名前を出せないクルド人の方々や
ドキュメンタリーではなくフィクションであることがエンドロールにかなり強めにでてくること。
この現状がリアルなことを意識付けられる。
クルドの問題や入管の問題などもっと広げられる内容だけど、あくまで主人公のアイデンティティに主軸をおいて描いているのもよい。
救いや解決が社会によって行われない現状ではこの着地しかありえないと思える。
こんだけ重いテーマにも関わらず、主役の嵐莉菜さんの圧倒的な画の力によって現れる青春映画のような瑞々しさも素晴らしい。