●あらすじ
幼少期から埼玉で育ったクルド人、
17歳の女の子サーリャ。
ある日、家族の難民申請が不認定となり、埼玉県からでることすら許されなくなる。
●感想
難民の定義は、自国にいると迫害を受ける恐れがあるために他国に逃げる人々。
つまり、命からがら他国へ逃げてきた人。
難民の人々は救済すべきだと思えるが、日本の難民認定は難しい...。
なぜなら日本の制度を悪用する偽装難民も存在するため、制度緩和ができないからだ...。
これは、なんとかならないものか...。
私自身、もっと難民問題を勉強しようと思った。
日本人としてハッとさせられるのは、〝普通〟だと思って投げかけている言葉がミックスの子からしてみれば精神的ダメージをうけるということ。
友人でミックスの子がいる。
「ハーフだから綺麗だね」とか良く言葉として日本人は言いがちだが、ハーフは綺麗でなければならないような言い方が嫌だそう。
確かに。言われてみればそうだ。
気軽に話していることもちゃんと相手の立場を考えなきゃね。
印象深いシーンはラーメン屋で笑い合うシーン。演技というよりは自然体にみえて好き。
他に印象的なのはサーリャのお父さんでるシーン。優しくてほっこりするシーンが多い。
どうでもいいことだけども
池脇千鶴がでてきて顔変わり過ぎて驚いた、、、加齢にしては違和感。病気かな？
