昨年、こちらあみ子とあわせて見逃したことを後悔したが、やっとの鑑賞
以前住んでた場所のことを思い出した
そこはパキスタン人の移民の人がたくさんいて、生活している上で当たり前の光景やった
正直その人たちの暮らしを想像することも考えたこともなかったけど、思い出して、もしかしたら、、、と鑑賞しながら考えてた
考えるきっかけをくれる。それだけで映画を見て良かったと思えた
ごちゃごちゃと難しい言葉が並んで〇〇権と言うけど、なんにせよそれは生きる権利で、それが一枚のカードに穴をブスッと。
心が苦しい
おそらく、映画のように資格を失っても生活していた人が周りにいたかもしれない
まだまだ自分ごととして捉えられなかった、“FLEE”や“チェチェンへようこそ”と大きな違いを感じられなかった
大きめのため息が出る
でも、店長の対応とか、あとは悪気のない女性の言葉を非難することはできない
それは、自分もそうしたかもしれないし、昔は同じようなことを言ってしまった後悔もある
あと、あの状況で国はどこ?って言われたときの気持ち、自分の想像では追いつかない
だから、こういった生活があるということを知った上でしっかり考えて投票に行かなきゃやし、日頃の想像の範囲を広げないといけない
かなりのリサーチをした上で脚本を書いた川和田監督のメッセージは受け取ったと思う。嵐莉菜の演技も、出てた人みんなすごかった。
もっと早く見るべきやったけど、まーじで見て良かった。