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ヒヤシンスの血の土偶のレビュー・感想・評価

ヒヤシンスの血(2021年製作の映画)
4.0
北欧ミステリーのひんやりとした冷たさを醸し出し、イタリアンホラーの粘っこさを併せ持った映画だった。
現在極右寄りの政権下にあるポーランドがEU内カトリックの盟主と自負しホモフォビアを隠さないというニュースを見た後に、共産主義政権末期の同性愛者を対象にした弾圧をテーマにした映画を見るとは、何という偶然。
映画が製作された意図はまだ読んでいないけど、この社会が意識されてるのは感じられる。

ヒヤシンスを意味することが、あぁギリシャ神話か…と古い記憶を掘り起こして納得。
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