ドロリス

ヒヤシンスの血のドロリスのレビュー・感想・評価

ヒヤシンスの血(2021年製作の映画)
3.7
サスペンスとしては一流でしょう。
重々しい雰囲気も巧く出されていました。弱さを抱える青年警察官も良かったです。私権が制限されている80年代共産主義政権下のポーランドで同性愛者が弾圧されていたというだけでは話が終わらない感じもあったよう。
「皆にウソをついた」「自分にはついてない」みたいなやり取りは響く〜。
個人的には捜査するにつれて取り込まれ、自分を見失ったように映ったが、自分を本当の見つけたのかも…
ラスト間近の式典でのダンス音楽のみを伴い、スリリングな展開になだれ込む演出もなかなか!
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