さんた

ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!! ぶっちぎりの凄い奴のさんたのレビュー・感想・評価

2.5
劇場版作品では作画の良さが際立つ。
ボージャック一味のキャラデザインが飛び抜けて良い!
色使いもめちゃくちゃ綺麗。
ブロリー1作目に近いものがあり、エネルギー弾と共に変わる画面の色が鮮やかなところとか敵の装飾品や服装のデザインがオシャレなところ、青とか紫とか蛍光色を使いがちなところ、髪の毛の影を青で表現するところが一緒だね。
髪の色に関してはサタンが1番綺麗!
髭まで青いよ。
この作品の見た目はどれもこれもかっこいいんだよなー!

一方で肝心の中身は結構残念な作品だったりする。
敵のほとんどが腹を貫かれて一撃で葬り去られるやられ方はどうかと思う。
つまらないんだこれ。
しかもトランクスが1キルで悟飯が3キル。
他のみんなはほぼ見せ場無し。
本編でもセル編あたりはそうだったように悟飯の一強。
これがこの作品にもしっかり反映されている。
劇場版くらいはみんなに出番をあげて欲しかった。
本当につまらない!
紅一点であるザンギャのやられ方にも不満。
ボージャックが突然ザンギャの背後にドヤ顔で現れたと思ったら、ザンギャは突き飛ばされ彼のエネルギー弾で背後から消し飛ばされるという…。
そこは悟飯に腹を裂かれてワンパンではないんかい!
どうも悟飯ちゃんに女キャラを倒させられないって配慮っぽいんだがあれじゃわかんないよそんなの。
小学生当時劇場で観終わった後にはボージャックのご乱心扱いになっていたぞ。

ただ最初に書いたように見た目だけは本当にいい作品だから目をつぶって観るしかないのよね。

「ボージャック様は銀河で敵無し」
さんた

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