むっちゃよかった。
是枝監督の作品が好きな人は好きだと思う。
家族ってもちろん好きだし、大切だし、自分が愛されてることも分かってる。でも好きでいなきゃいけない、大切にしなきゃいけないっていう鎖みたいなものもあって、それって切ろうと思っても切れないんだよね。どれだけ嫌だって思っても捨てられない、家族って存在のジレンマみたいなのをすごく感じて、思わず泣きそうになった。
キャストもめちゃめちゃよかったし、過度な演出もないし、落ち着いてるけど丁寧な描き方で飽きさせない。夜行バスで観たんだけど、台湾の暮らしらしいというか、基本的に暖かくて明るすぎない光で雰囲気もすごくよかった。
久しぶりに当たりの映画でした！
