アメリカから来た少女／アメリカン・ガールのSaquiのレビュー・感想・評価

13歳という多感な年頃の子どもにはあまりにも急激な変化。父親が言っていた「逃げているだけならどこへ行っても同じ」という台詞、長女には辛すぎる。逃げてるわけじゃなくて、不安ややり場のない気持ちを持て余しているだけだと思う。その証拠に、大人の父親や母親ですら取り乱して大声を上げたり、泣いたり、子どもに暴力を振るったりしている。色んな不運もあって、誰も悪くないなと思いながらも、やっぱり子どもたちに寄り添いたくなる。

あと、体罰や暴力はやっぱりイヤだな…