ドン・ドーラーの最高傑作！『悪魔のいけにえ』ミーツ『ランボー』と言うべきか、しかしそれも誰も予期せぬ方向へと爆走するので、ドーラーの脳味噌の引き出しの多さ、あるいはテキトーさに唸らされるばかり。ゴア描写を含む特殊効果は素晴らしく、またシーンにおける緊迫感、エキサイティングさも立派なもので、文句なしのエンタメだ。ちなみに本作はもともとビデオ撮り映画の企画として進んでおり、途中まで撮影が行われていたが、諸事情によりペンディングの憂き目に。結果としてフィルムで再撮影が行われた。この点に関して「2回撮ってこれかよ？！」と思わなくもないが…しかし終着点不明な本作のトーンと映画制作の変遷が同様であったことは興味深くなかろうか。

血の虐殺を生き残るのは誰だ！？

ドンドーラーといえばポンコツエイリアン映画ばっか撮ってるイメージだったけど本格スラッシャーも取れるんだ〜へぇ〜くらいの気持ちで見始めたらやっぱり全然スラッシャーじゃなかったw

スラッシャーから始まりクライムサスペンス、人質スリラーと来てラストにまさかそんなとんでもないツイストもぶっ込んでくるとは恐れ入りました。
もうそのキチガイじみたパワフルなセンスに脱帽。というか笑うしかないよコレはもう😅

最後の一言まで洒落ててすこ〜

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