赤い下着

オッペンハイマーの赤い下着のレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.3
誤解してはダメなのがこの映画は反戦映画であるし原爆の美化もしてない。
1人の物理学者の伝記ものであり、力なきものの人生を語ってる。国とは何なのか?国が押し付ける正義とは何なのかそれに犠牲になって行くのは一般人であると語ってる。バーベンハイマーを言ってるのは右側の人達で日本の右側の人達と変わらない。戦争というのはお互いの右側が強くなり殴り合うことだと映画は言ってる。右側のイデオロギーの戦争で犠牲になるのは右も左もないのだ。オッペンハイマーが作らなかったらソ連が作ってたしそれによって日本に落とされたかも知れない。アメリカにはオッペンハイマーが居たから少し早めに手に入れて力で戦争を終わらせるために政治家が玉砕を叫んでた日本と力を増して行くソ連を牽制する為に使われた。使ったのはオッペンハイマーではなく政治家である事を忘れるなという映画。
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