原爆の父、水爆、量子力学、アインスタイン、マンハッタン計画、核の抑止力など、世界史で記憶した単語が繋がっていくのにカタルシスを覚えた。
映画としてのクオリティは高いし、役者も申し分ないけれど、観ていてだんだんイラついてくる。
つまらない権力争いと好き嫌い、共産主義アレルギーの結果が広島・長崎だと思うとやりきれない。まあ当時の日本も相当だったらしいけど。
オッペンハイマーの行動や葛藤、立場上しゃーないってのは分かる。でも武器は作られたら必ず使用されるべきものだから、あとで人道上的に反省しても何にもならない。
国同士のパワーゲームや戦争のあり方が、今も全く変わらないのにうんざり。