このレビューはネタバレを含みます
「えっ、、、核兵器を創り出したことに対して苦悩とか後悔する描写が無くない……？」って思ったのだけれど、それこそが日本人が求めるそうあって欲しい像なんだろうなと思った。。。
アメリカ人が原爆についてどう見ているかを、日本人が理解するいい機会だと思う。
WW2で原爆を落とされ苦労したけど高度経済成長で頑張った日本、と習ったけれど、歴史は戦勝国が語るのが常だし、
逆に日本の歴史教育が、世界の水準から外れているのかもしれないよね。
「原爆は悲劇を産む悪いもの」
イコール、その兵器を使ったアメリカは極悪な国、というイメージ誘導ですらある気がする。
戦争の責任って結局誰？
どう誤って判断した結果だった？
どうすれば防げた？
その辺のPDCA回を考えることが教育なんじゃないの……🤔忖度して責任の所在を有耶無耶にする政治は昔から変わらないね。。。
とか映画そのものより、核を取り巻く日本と世界に目が向くようになったので、
娯楽ではなく課題として色んな人に見てもらって、感想聞きたいし議論に繋がればいいなと思いました。
この作品を見てから
物語後半でナチだと判明する悪役ドイツ人、みたいな作品を見た時のドイツ人てどんな気分なんだろう、と考えるようになった。(インディージョーンズ最新作とか)
誰もが躊躇した中で手を挙げたビターズエンドさん、本当にありがとう。
