オッペンハイマーのino7010のネタバレレビュー・内容・結末

小さい会議室での取調、公聴会、マンハッタン計画に至るまでの３つの時間軸のシャッフルについて、史実に関する予習したなかったので、なかなか理解できなかった。
ただ、本筋のマンハッタン計画にに至るまでの人生についてら、本人含めクセ強い科学者たちの熱意を感じながら、クライマックスの実験成功の映像と特に音響は凄まじい映像体験だった。
後半に時間軸の種明かしが行われ、オッペンハイマーの考え方に変化を見せらやり方を相変わらずセンスいい映画つくるなぁと思いながら、ダウニーの目論見が崩れるというもう一つのクライマックスにはスッキリできた。
原爆の描き方については、やはり日本人的にモヤモヤした感じもしたけど、投下後の演説シーンでの演出やラストのアインシュタインとの会話（そもそもここの2人の会話を改めてラストに持ってくるのが素晴らしい）からしっかりメッセージは感じられた。