クリストファー・ノーラン監督が描く原爆の父
オッペンハイマーと聞いてピンとくる日本人はほとんどいないと思う…
そんな前知識無しの状態で観た感想としては、面白いかったけどよくわからなかった…感じでした。
大筋は原爆開発までのサクセスストーリーと戦後の葛藤と軋轢で、自伝なので時系列通り描けばいいところ、そこは時系列いじるのが大好きなクリストファー・ノーラン監督、3つくらいの時系列を並列で進行させる…
ただ、この表現については異なる時系列の繋がりを分かりやすくしてる。
一番わかりにくいと感じたのは、どんどん増えていく登場人物とその人間関係、馴染みのない当時のアメリカ情勢など、このあたりの前情報がないとなんとなくはわかるが細部がよくわかん…となった。
映像、ストーリ、演出ともに最高によく、個人的にアインシュタインとの絡みは凄く好きだった。
ただ、前情報が足りなく完全に楽しめなかった部分があるので、機会があれば色々調べてからもう一度観てみたいですね。