登場人物が多くて若干迷子になったけど、この監督の映画にしては分かりやすかった。
大量殺戮兵器を開発する科学者の苦悩と葛藤と言うけど、オッペンハイマーはあえて先のこと(兵器を使うこと)は考えないようにしながら開発を進めて、実際に沢山の人が亡くなった事実を突きつけられたことで、苦悩しているように見えた。
女性関係の描写からも物理学者としては優秀だけど、行動が短絡的というかあまり先のことを考えない性格だったんだろうなとか思った。
トリニティ実験が成功した時の歓喜や「京都はいい所だったから原爆落とすのやめとくわ〜」の所は胸糞悪いけど、実際そんな感じなんだろうなと思った。
あと、聴聞会のところは子供の喧嘩みたいで政治ってしょうもなってなった。
