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オッペンハイマーのkoyabinZmasterのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.2
クリストファー・ノーランらしい作りになっている。ノーランの今までの作品のように難解で、1度見て理解が深まりきっている人は少ないと思う。自分なりに難しかったところと、構成を書いてみるが、ネタバレではないように書く努力をして、これから見る人へのまとめを!

セリフがつめこめられた断片シーンが多く、オッペンハイマーの若かりしシーンとそうじゃないシーンが混ぜながら怒涛の1h30min-2h。字幕を読むことに必死になってしまい、映像を見る余裕がなかなか難しい。特に、自分自身が見ていて混乱したのはモノクロシーンが時系列でカラーより過去なのか?と思い込みの入りがあって混乱してしまったと思う。その後にギリギリ理解が少し追いついたとゆうのが正直なところ。

同時に行われる時系列は
①オッペンハイマーの学生からの物語
②オッペンハイマーが顧問→水爆反対
③オッペンハイマーの聴聞会
④ストローズの公聴会(モノクロ)

前半2hは①がメインで進んでいき、そこに②③④が混ざり込み、後半1hは③④がメインで、ラストに②の謎が回収される。

音楽はヴァイオリンの音の連打で、気持ちの乱れを表現しているような雰囲気。インセプション、テネットのような雰囲気もあり、鼻歌で表現しようのない音楽。IMAXで見たが、IMAXありだなーと感じた。
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