量子論についてというか物理学の歴史の概要というか重要人物についてなんとなくでも知っておくと「あ、あの人か」というのがわかるので面白いです。
実験成功をメンバー全員で称えあうシーンは、彼らにとっては大いなる功績でそれまでにかけてきたもの全てが報われたに等しくて手放しで喜ぶべきことなのだろうなというのもありつつ(全員がそうではないと思うが)、立場や国が違うだけで、行為を正当化して攻撃できる可能性を秘めている人間というものを本当に恐ろしいと感じた。
それは逆の立場でも同じことで、本当にそうゆう時代であったのだろうし、二度と繰り返してはいけないと思う。
多大な力には大いなる責任が伴う。
個人的には原爆投下先を決める会議のシーンが印象的でした。
ここに落としましょう。
はい、サインしましょう。
運びます。
あんなに小さな部屋であのような会話で、多くの人たちの運命が変わったのだ。
