レイトショーで観ました。
オッペンハイマー氏については、原爆の父、戦後の大量破壊兵器に対する懸念を表明したことで干されたというNHKの映像の世紀バタフライエフェクトの予備知識しかありませんでした。
物語は、オッペンハイマーに対する公聴会での尋問を大枠として、原爆の父になるまでと公聴会に至るまでを描いています。
日本人からすると原爆投下を映画でどのように表現するか気になるところですが、かなり気を遣って表現している印象を受けました。
戦時下に日本の民間人を心の底から憂う人たちが、どの程度いたかはわかりませんが、少なくとも民間人の大量虐殺、大量破壊兵器が誕生したことによる人類への危機感を持った人たちは多くいたことは考える余地もないでしょう。
歴史を知っているとさらに面白いはず。勉強してまた観ます。
