さと

オッペンハイマーのさとのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
-
机上の空論という言葉を思い出した。

原子学も理論上の予測と異なり未知数であるように、
一人一人の考えることと、それに伴った行動がおりなす集団の流れ、時代の動きは誰にも予測ができない未知数があると言える。

親しかった友人でさえも“親しかった友人”と言う言葉では言葉たらずで、相手に抱く感情や距離感はとても流動的に変化し、複雑なものであるため、
オッペンハイマー自身も周りの人間の考えることを100%予測したり見通せる訳でもないからあのような流れがあったとも言えるし、
私たちもオッペンハイマーは、悪人とも情緒的な人間とも言えないのではないかと思う。



短絡的に見ると相反する反応や行動を示すこともあるがそれは完全に交わることのないものではなく長く緩やかでかつ複雑な形状をした1つなのだと認識することが必要なのか

みたいなことをそれっぽく書いてメモ
さと

さと