時系列いじるのって、複雑な題材を解体して分かりやすく作劇するためだと普通は思うんだけど、それを全く逆に分かりにくくしてるのって何でなんだろう。不思議。単純に下手なだけか。
冒頭10分くらいでつまんなすぎてどうしようかと思ったけど、トリニティ実験成功して破壊力目の当たりにして一瞬テンションぶち上がるけど、すぐにあっやべえもん作ってもうた感出しまくるキリアン・マーフィがちょっと面白かったからまあハードルは越えてきた。
天才たちに嫉妬してちょっかいかけるけど、全く相手にされないロバート・ダウニー・Jrの映画ちょっと見たい。良い演技とは思わないけど、オールデン・エアエンライクに最後に向ける笑顔とか結構切ないはず。それを撮る気も無いノーラン。まあどうでもいいやね。
一個良い仕事なのはジョシュ・ハートネットやデイン・デハーンといった最近見かけない若手スターだった人達に再び陽の目を当ててるのは良かった。
