難しい。けど私は好き。
まず、時間軸3つを行き来する。
オッペンハイマーが原爆を作る軸、オッペンハイマーが国の反逆者なんじゃないかと追求を受ける軸、オッペンハイマーの名誉回復の軸。
日本人目線からみると、原爆を落とされた唯一の国として、敗戦国としての歴史を学んできたから、戦勝国であるアメリカ細かい歴史とか裏話はどうしても知識薄いから、まず歴史背景の理解が必要。
あと映画の中で共産主義が悪って普通に描かれてるけど、日本人的にはそのことも知らない人多いと思うから、そこの理解から必要だったり。労働組合と共産主義の対立も難解かもしれない。
映画の中でそれを作った人の葛藤も描かれてるけど、戦勝した直後とかは讃えられてるわけだし、そこに感情移入してしまうと気持ちいいものではない…かも？
でもオッペンハイマーの中で原爆の細かい描写が出てこない(映像でも)のをみると、彼自身の中の葛藤が見えた気がする。
