037/2024
我は死神なり。世界の破壊者なり。
難しい…疲れた…でも面白い。
登場人物の多さ、物語のテンポの早さ、カットの短さ、私のアメリカ史及び科学の知識の不足に加え、ノーラン的時系列入れ替えのせいでなんとも難解な作品。
ノーラン作品毎度のことですが まー展開が早い早い。
「いちいち説明しませんよ バカな子放っときますよ」映画なのでしがみついて行くしかない。
わかってたことではあるが
第一印象を大事にしたかったので
初回は敢えて予備知識を入れずに鑑賞してみた。
…結果正直多分15%も理解できてないと思います。
「TENET」も複数回観るのが前提の映画だったし
く、くやしくないやー、へへーんだ。
ディスク発売時には、昔同監督の「メメント」のDVDの特典であった時系列順に再生する機能が欲しいな…。
俯瞰した戦争伝記ものではなくオッペンハイマー個人の軌跡と葛藤に焦点が当てられた作品ですね。
ドイツやソ連、広島や長崎の描写がないことも納得。
オッペンハイマーの人物像が優れた科学者という側面と精神的に未成熟な所謂ダメな大人だったというのが好感が持てました。
まぁ原爆はオッペンハイマーが作らなくても近いうちに他の科学者が作っていたとは思うし、そういう意味ではオッペンハイマー1人が責められる問題じゃないよな。
足音のシーン怖いなー。
トリニティ実験のシーンで集中力のピークがきてしまい
そこから終わりにかけて油断していたせいもあり殆ど理解できなくて悔しい。
後半のストローズのくだりは雰囲気でしか理解できていない。
次回は白黒の客観のシーンとカラーのオッペンハイマー主観のシーンを見分けながら鑑賞してみます。
解説も見まくっちゃうぞ。
プロメテウスの引用は良かったですね。
人間に火を与えたせいでその後神々から永遠に罰を与えられ続けた…まさにオッペンハイマーのことですよね。
力を作ることと力を使うことは違うんだな。
え?トルーマン大統領役 ゲイリー•オールドマンだったの?