陰の英雄の栄光と没落
すごい
さすがノーラン監督と
と同時に恐ろしかった
IMAXで鑑賞したので一気に引き込まれた
音だけじゃなくて音の圧が圧巻
原爆の投下後に時差で爆音来るの流石すぎた
世界で唯一の被爆国の国民として見た
原爆の情報は学校の日本史の授業や
8月の終戦に組まれる特番でしか得てなかったし、3%も知らなかったんだと
この作品を見て感じた
戦争反対の立場で見始めたが
映画というのはとても不思議なもので
主人公のオッペンハイマーが原爆の開発が成功する事を応援してしまってた
原爆投下後は彼の性格的にも自責の念にかられ、開発成功後の方が苦しむ事になる
彼は自分から人に恨みを買わせる人では無い
ただ彼の性格的に当時世界のリーダーであったアメリカの軍拡と波長が合わなかっただけ
水爆を開発し世界をリードするために、彼を陥れようと画策してあそこまで手を回すのはどうかと思うけど💦
自由の国と言われるアメリカだけど
ある種のアメリカの闇を見た気がする
どこにもこんなのはあると思うんだけど、
愛国者であり祖国に尽くした英雄だったけど意見の食い違いで一気に不忠者になってしまう
オッペンハイマーの主観を描く大部分と
ストローズの客観を描くモノクロ
