はるるぼー

オッペンハイマーのはるるぼーのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.8
クリストファー・ノーランさんの作品でインターステラーを観たことがあります。僕の全映画の中ではダントツで好きな作品です。クリストファー・ノーランさんの作品で、インセプションなど、まだ他にも好評の作品があり、ずっと観てみたいとは思っていたのですが、ちょうどオッペンハイマーを映画館で観れるということで観てきました。

この作品は、第二次世界大戦の原爆を作った天才物理学者が主人公で、戦時中に原爆を作り上げていくストーリーになっています。
盛り上がるシーンで少し被爆国民として少し考える場面もあります。ですが、各国、各個人にもそれぞれ悩みがあり、果たすべき使命があることが分かります。アメリカでは絶大な人気の作品らしいですが、日本人も観た方がいいのかなと僕は思いました。

作品の感想としては、まず迫力が凄まじいです。映像や音楽はもちろんですが、3時間という長い作品で映画館で寝てしまう人が居れば、飛び起きるくらいの迫力です。見ていて圧倒されました。これは流石の一言に尽きます。演技も流石の豪華俳優陣で素晴らしいです。

僕は観る前の懸念点が二つありました。
一つ目は、3時間という長さです。
僕の体感でこの3時間はあっという間に過ぎました。クリストファー・ノーランさんの独特な時間軸、内容や伏線回収。インターステラーでも同じでしたが、内容に没入してしまいました。
二つ目は、内容を1回で理解できるかです。
僕は好評の映画は必ず予習をしてから見ています。そこで、予習をしないと1回で理解するのは難しいという記事を見かけました。たしかに、インターステラーを見た時は何回も巻き戻しをして完全に理解出来ました。
結果、最後の最後に集中力が切れてしまい、最後のシーンを見逃してしまいました。
この内容の難しさが、唯一の皆様に観てもらう前の気にしてほしい部分です。
僕は必ずもう一度見直します。
最後のシーンをちゃんと見れていませんが、この作品は必ず観た方がいい作品の一つになると思います。
評価点を3.8にしたのは、僕の集中力の無さで、最後のシーンを見れていないことです。
もう一度見直した時には、4.0を超えていることは間違いないと思います。

これが僕の簡単な感想です。
是非、劇場で必ず観てみて下さい。