伝記映画である以上、格別に面白い展開を作るのはほぼ不可能であると思うが、画面に惹き寄せられてしまったのはやはり、ノーラン監督の手腕なんだろう。音響にしろ、ストーリーの進み方にしろ、配信に上がってきてから観たら、満足度、吸収度は50%にも満たないんじゃないかなと思った。映画館での上映にこだわるノーラン監督としては映画館回帰にうまく持っていけてるのでは。
テンションが上がったのはやっぱりトリニティ実験のシーン。ワクワクとも違う高揚感が内から湧き出てきた。
序盤ののめり込みはこっちのエネルギーを吸い取られるような感じで、実験の興奮を超えると、自分自身少し息切れ感があったのは否めない。話の内容としては、実験成功以降がメインだと思うが、自分の中ではすでに興奮が冷め上がっていた感じ。
最高のIMAXで観るために109シネマズ大阪エキスポシティで、IMAXレーザーGTで観たが、映像体験としては最高峰。これはハマってしまうかもね。
