ナイス！
悪い奴に奪われたヤバい物を凄腕エージェントがいかに取り戻すか...これは実にストレートに王道を行く物語なわけで、あとはどう味付けて楽しませてくれるかが重要ですが、これがまたこってりとした濃厚な味わいでたまりませんでした。緊張感のあるシーンとコミカルな場面の緩急が絶妙で退屈せず、あっという間の2時間弱でした。
毎回同じような役で一人でマルチユニバースを駆け巡っているJ.ステイサムも、いつもの素晴らしい水平パンチをかましてくれています。
相変わらずクセのある脇役俳優陣も見どころで、多めの登場人物のそれぞれにきちんと色がありますね。なかでも個人的MVPは、寡黙なヒットマンのJJ。おしゃべりが多いこのガイ・リッチー作品の中で、淡々とミッションをこなす姿がひときわ異彩を放っていました。（この人ジェントルメンにも出てたのか...）
