父を殺され母を攫われた王子の復讐劇
美しい北の大地と対象的に、血生臭い世界がどこまでも続く。
音と映像の力が半端なく強い。心底映画館で見たかったが、たぶん映画館で見てたら今頃正気でいられてないと思う。テレビ画面で見たけど、五感が映画に乗っ取られた感覚に陥った。
ミッドサマーやコクソンにも引けを取らない儀式シーンやったり、当然だが全く共感できない登場人物たちの気持ちなど、時々置いてけぼりにされるが、それもまた良し。大昔の北欧の人の気持ちなんて分かるかい。
しかし、あの伏線回収の驚きは世界共通やと思う。やられたー。