地方に住んでいた富士子はなんとなく上手く行かない日常から逃げ出すように上京を決意する。
弟の元に居候する事にした富士子は憧れだったウェディングプランナーの職につく。
しかしコロナ禍の到来により状況は変わっていく事に…というお話し。
人生には様々な困難があって、その中でもコロナ禍は多くの人にとって全く予期できなかったこれまでに経験のない変化と困難をもたらしました。
仕事は減り、外に出る事も憚られ、人と会う事すらしづらい時間が長く続き、それはまるで世界が緩やかに停止し塞ぎ込んでいるかのようでした。
そんな生活が長く続き当たり前になった後の今、なんだか色々と面倒くさくなったりこのままでいいんじゃないかって気がする事もあります。
だけど前に進み続ける時間の中で生きている人間もそれと同じように前に進むように出来ていて、例えどんな出来事が先に待っていようとも泳ぎ続けなければ息が出来なくなるような気がします。
生きている限り前に進み続ける。
でも、たまには立ち止まるのもいいけどね。