リゾートホテル開業直前のビーチで巻き起こる謎の殺人事件。犯人はサメか?それとも殺人鬼か…?色んな人たちが調べたり調べなかったりする話。
冒頭でいきなり登場するサメ。でもあれ?サメちっちゃくない?敵コイツじゃないよね?と思いながらダラダラとめちゃ長いオープニングを観る。小さめの水族館にあるような海の資料映像がずっと流れていて「…これは確実につまらない作品だぞ!」と早めに覚悟することができた。ちなみにちっちゃいサメが敵でした。
全部やばいけどとにかくキャラがやばい。主人公っぽいやつの第一印象は、"上司に事務所で叱られているバカ丸出しの赤タンクトップもみ上げシャッキーン坊主"。しかもよくよくみたら上司と事務所じゃなくて刑事と警察署だったらしい。普通の部屋すぎて全然気づかなかった…。あと赤タンクトップ君はこれっきりで全然主人公じゃなかったです。数分観てその事実に気づいた時はビビった。
それにしても尺を埋める為なのか、無駄な映像が多過ぎる。ただ道を歩くシーンとか、もっと活用法あるやん。
それから引きの映像をあまり使わないのでキャラクターの状況が分かりにくい。今どこにいて何してるのかが伝わりにくいのだ。ではアップの映像が多いなら心情が伝わるのだろうか?否だ。感情が分からん。なんかキャラのセリフや行動の全てが突然な感じ。こいつらは思いつきだけで生きている生命体で、人間とは別の生き物なんだとさえ思った。
……いやマジでつまんなかったわ!!ただ人が歩いているだけ、海の様子、資料映像多いって!あとBGM一曲まるまる流すのヤバいよ。MVかと思った。
何よりもラストよ…。「え?終わった?」ってリアルに声がでた。
ちょっとマジでNo.1かもしれん。ダメ映画のナンバー1。
でも自然の映像はとても綺麗だった。