名作戯曲の舞台ミュージカルを基にして音楽も映像も詩的で美しく、大きい鼻を低身長に置き換え自信の無さが招いた悲恋だと重々承知だけど、シラノ・ド・ベルジュラック役ピーター・ディンクレイジがあまりに魅力的過ぎて、賢いはずのロクサーヌが彼に惚れないのが全く理解出来ない!
登場から知的で剣の腕が立ち声も良いシラノに釘付け。
原作舞台演出と脚本を手掛けたのはピーターの妻エリカ・シュミット、監督ジョー・ライトのパートナーがへイリー・ベネットという布陣。
ケルヴィン・ハリソン・Jrも歌が上手くて素敵。
ベン・メンデルソーンはいいとこなしのヴィランで勿体無かった。