北米版Blu-rayで鑑賞!
アクション映画における「リアル」とは何かを冒頭で語り、そのついになるように「本物のアクション俳優は強いんだよ!」と高らかに宣言するような終わりと劇中のアクション。面白かった!
まぁー意図的であろうと酷い演技が酷いアクション映画皮肉演出があるのだが、それらはさておき…
やはりアクションはすごい!
正直リボーンより全然良かった。
ロケーションの良さ、カメラワークと演出の明確な向上がアクションシーンをレベルアップさせているが、やはりカットに頼らない、頼らないからこそその凄みがわかる出演者の技術の高さには感動させられた。
特に中盤で繰り広げられる暗所におけるライトを用いて敵の目を光で潰しながら一騎当千していくシークエンスは本当に白眉!
あんなに見事に敵の顔にライトを当てられるものだろうか。
機械の如く正確に無駄なくそれをこなせている一点だけをとっても見事!
やっぱりジョンウィック出ろって!!
石井東吾さんとの決着の付け方には…
ゴジラ対キングコングかよ!と突っ込んでしまったが、2人とも常人じゃない!
確かに1%erたる戦いがあった!
映画的なオチを頑張って用意して見せるラストは「それいる?」だが、ご愛嬌!
あの映画とか、あの映画をやりたかったんでしょう!
バカさも含めて結構笑って楽しめた一作。