ジョーカー

仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズのジョーカーのレビュー・感想・評価

5.0
この映画は本当によくできてる!!
キャラクターたちの性格や、それぞれの物語の要素が密接に混じり合うことで今作のドラマの説得力や感動が何倍にも増してる!
まず、今作のテーマは「約束」なんだけど桃瀬龍之介はショッカーの研究員として多くの人を怪人に改造してしまった罪をずっと後悔してると同時に大切な息子である秀夫との新幹線に一緒に乗ろうという約束を果たせなかったことをずっと心残りにしていた。
だからこそ覚悟を決めて一輝たちがいる2021年にタイムトラベルしてきたわけだけど、そこがめちゃくちゃいいのよね。
まさか新幹線にここまで泣かされるとは、、
そしてこの「約束」という言葉がセイバーやリバイスにも繋がってきてるのがお見事すぎる。
飛羽真は昔、幼馴染のルナとの約束を守らなかったことでルナと離れ離れになったことがあったから、約束という事自体をとても大切に思ってることがテレビ本編で分かってるんだけどその飛羽真のキャラがめちゃくちゃ活きていた。
バイスが簡単に約束を破ろうとした時に、約束は破った人の方が辛いって説教したのが個人的に大感動だし桃瀬親子のエピソードにも繋がるんよね。
更には親子の絆の力で仮面ライダーセンチュリーになるんだけどこれがかっこいいんだ🥹
とにかく、この映画は親子のドラマとしてそして約束の大切さを謳った作品として最高なので是非見ていただきたい。
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