YukoMaruyama

イニシェリン島の精霊のYukoMaruyamaのレビュー・感想・評価

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
3.3
狭いコミュニティでの生活と人生の残り時間の過ごし方を考えさせられる映画

歳の離れた友人に突然話さない、と言われて関係を修復しようと固執する主人公

コロナ禍を通じて、今まであった人間関係がパッと無くなってみると、それはそれで有意義に時間を過ごせるのと同じで、人生の終わりを意識した側が、無駄な会話で時間を過ごしたくないと思うのも理解できる

逆に小さなコミュニティに生まれ育って、
島出たり新たな事に挑戦したりする事もなく、そこでの何でもない会話や関係が全てで固執してしまうのも理解出来て切ない映画
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