BLUE GIANTのもりはるのネタバレレビュー・内容・結末

TOHOシネマズ池袋スクリーン10 Dolby Atmos
「音が聞こえる漫画」の音を聴きに劇場へ。
なお原作は好きな作品で全巻購入済み

序盤は進みが無理やりに感じて原作読んでることを前提にしてるのかとも思ったが、この映画のすごいとこはジャズフェスティバルから。
そこからは音の迫力で引き込まれっぱなしだった。
正直音楽センスゼロの人間なので何がすごいかは上手く言えないが、すごい。これがジャズなのか。
ストーリーの面では、雪祈の事故は原作読んでわかっていてもつらい。
そしてラストのSo Blueでのライブシーンは涙が止まらなかった。
原作とは異なり雪祈が代打ピアニストとして舞台に立つのがSo Blueではなく姉妹店になっていて、ラストのアンコールで3人で一緒にSo Blueにでるようになっていた。
これはこれで初見の人もいる映画の話のまとまりとしてはよかったのかもしれない。
そのうえで原作では大が雪祈と出会ったときの、天を仰いで左手だけでピアノを弾くシーンをラストに持ってくるとは。

現実のジャズ聞いてみたくなる。
いつかSo BlueのモデルとなったBlue Noteに行ってみたいなぁ。

CGの不自然さは確かに気になるが、脚本やキャラクター、音楽のよさでトータルで素晴らしい。

玉田の成長を見てくれてるおじさんが1番好き。