エンドロールへの入り方がこれ以上ないくらいによかった。
最高の音、目眩くアニメーション、これは映画館で見るべき映画だと思う。
ずっとずっと聴いていたかったし、スクリーンから目が離せなかった。
マスクがぐしゃぐしゃになるくらいに泣いて、心の底から感動した。
声優は全員俳優さんだったけど、みんな声が素敵。慣れきってない演技が、この純粋で泥臭くて真っ直ぐな三人にものすごく合ってた。
何かに全身全霊を捧げるって格好いい。
だからこそ、人の心にこれ以上なく響くのだと思う。
大の決して冷めない真っ直ぐな情熱、雪祈の冷静さと経験値、玉田の素直さと優しさ。
JASSにしかできないジャズ。
仲間でありライバルであり友人である関係性。一歩間違えば馴れ合いになってしまうような環境の中で、志を持ち続け全うすることの素晴らしさ。
永遠じゃない刹那的なセッションだからこそ、全力になれるのかな。
ほぼ満席の劇場で、エンドロールが始まってもお客さんが一人も席を立たなかったのが印象的だった。
（エンドロール後も少しお話が続くので、これから見る方は要注意です！！）
