とても面白かったです。
個人的に絶対に映画館で観よう、と思っていたのですが、正解でした。
仙台出身の18歳、主人公・大が、テナーサックスと身ひとつで上京するところから話は始まり、同年代のピアニスト・雪祈と出会い、高校時代の同級生・玉田をドラムに迎え、ジャズトリオとして活動していくお話。
元々原作を読んでいたので、「あの10巻をどうやって映画の尺で描くのか?」という不安があったのですが、とても上手く編成していました。
漫画で読んだシーンに、上原ひろみさんはじめプロの奏者の音楽がのることで、アツい気持ちになりました。
唯一気になったところとして、演奏シーンは実写を加工した?って思うようなぬるぬる動くCGだったのですが、他のシーンとの雰囲気の違いの大きさにちょっとだけ戸惑いが…
また、映画にはほとんど描かれなかった仙台編も、東京での出来事も、マジで良いので、気になったら原作も読んで欲しい、と友人知人には熱弁すると思います。