緑子

BLUE GIANTの緑子のネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

◎演奏のシーンの背景や引き込まれるカメラワークがすごい。音楽も最高。
△主人公は挫折を全くしない。天才?努力家?才能?そんな主人公だったとしても、何も失敗がないと、感情移入ができなかった。
△インタビューのシーンから、主人公は世界で大成功しているんだろうなと思ったけれど、やっぱり辛さや紆余曲折を感じられなかった。
△主人公だけではなくて、結局ピアニストも自分の殻を破れて、みんな幸せ。うまくいきすぎているように感じた。


・仙台から上京するシーンからはじまる

・同級生のすごいテクニックのあるピアニストと出会って、元々仲が良かったサッカー少年がドラムに目覚め、チームを組む。

・初心者でもめきめきと力をつけていくドラマー。
→サックスにもピアニストにも勝てないけれど、自分が成長する姿を見に来てくれているというおじいさんに涙が溢れる。

・ピアニストは憧れの舞台に立ちたいと、コネを使って、支配人に見に来てもらえるように交渉する。
→そこで言われたのは、ピアニストが小手先の技術で、ソロが全然ダメだという厳しいコメント。
→自分の独りよがりな部分を性格から思い改めて、有名なバンドのピアニストの代役として出演し、自分の殻を破る。

・やっと憧れの舞台に立てるとなった、公演の直前に、バイト中、ピアニストが事故に遭い、右手が不自由になる
→最初はサックスとドラムの二人のみで演奏し、大歓声に包まれる。アンコールでピアニストも片手で参加する。

・サックスは海外に行くシーンでおしまい。
緑子

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