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BLUE GIANTのmayuのレビュー・感想・評価

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
3.0
だべさ

少し前に仙台に行った。
そこで泊まった宿にこの映画の漫画原作が置いてあって、映画の存在を知っていて手に取って読んだら、この土地で生まれた人間の音が響くお話なんだと知った。
言葉での説明は省かれて、絵で衝撃を伝えるスタイルの漫画でおもしろかった。
しかし友人との旅行だったので、一巻だけ読んで、そこで終わった。
次の日駅前から山形に移動するバスの中から広瀬川をみた。
この川で練習してたのか、と思った。
広瀬川の河川敷は市街地から一段低くて、崖の下にあった印象。
そんな守られていた場所から、
映画では東京の隅田川で練習する風景が印象的だった

東京は本当に1人になれる場所なんてなくて、他と比べて、暗くて静かでも誰かの足音は響き渡るようなところだと思う。
でも誰も気にしないという、ある意味守られた壁があるから、練習できたんだなーと
田舎から都会に出てきた身としては共感できた。

一巻しか読んでないので、そこまで主人公好きになってない状態で
飛行機の中でiPhoneでみたのもあり、そこまで入り込めてないのはある!けど、
上京した友達を勝手に頼りに寄生してきたり、
ジャズが好きでも賃料の壁はあるので、
あんなおばさん店主は存在しないだろう(もしかして地主だった?)し、
ご都合主義で腕折られたゆきのり辛すぎたり、
ちょっと物語?人間?として好きになれない部分があったけど、
ジャスが溢れた楽しい作品だったく
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