BLUE GIANTのRのネタバレレビュー・内容・結末

いやなんで解散するの？とは思った。
でもそれが映画という展開的においてはとても熱く来るものがあった。
ある種自分の環境との共感も多かった。

特にラスト息を吸うシーン、あれは本当に素晴らしいと思った。
自分も最近解散ライブを見た。
そこに居るのに一瞬一瞬が嘘のように流れていて、「あぁ、この曲を生で聞くのは最後なんだ」と音が鳴り止まった頃にはもう遅かった。
最後の音の弦の振動やサスティーン、ドラムの打音が永遠に続いて欲しいと願っていた。
息を吸うシーンではそんな続いて欲しいという気持ちから、ふと終わったことを実感させるような瞬間だった。
JASSはこの瞬間に終わったんだという自覚を、息を吸った瞬間に感じた。