色んな要素が折りまじっていて、正直観終わったあと、何か少ししこりが残るような、少し重たい石が心の中に転がっている様な感覚になった。
同じものを見ていても、同じ場所で同じ時間過ごしていても、「楽しいね！」と言葉で交わして共有していても、本当にその人の目にどう映ってるのか、どう感じているのかは、100%は絶対に分からないんだよなあ...。
本当は180度違うかも。そうすると、途端に1番知ってたはずのその人の事が1番分からなくなったりするな...と物憂げな気持ちになった。
映画自体は、透明感がすごくあって、綺麗だった。作者の伝えたい！というメッセージ性を至る所に感じて、正直少し頭と心が追いつかない所もあったけど、そこも良さには感じる。浜辺美波の純な綺麗さが半端ない。
