べるまちゃん

乱れ雲のべるまちゃんのレビュー・感想・評価

乱れ雲(1967年製作の映画)
4.7
多くの人が指摘しているように、終盤の踏切待ちのシーンの緊張感がうまい。この先起きることへの不安感が煽られた。結局、二人は過去から逃げることも、それを乗り越えることもできなかったところが切ない。
メロドラマは雰囲気に酔えた者勝ちといった節があるが、そんなことすら考えさせないのが司葉子の美貌。唯一無二。