登場人物を同じ目線で映す時は内面への没入、ルーズでの描写は客観的視点の確保という区別が明確で、作中の事象を複数の観点で味わえる。青森という舞台から豊かな自然を感じると同時に、逃げ場のない環境が生み出…
>>続きを読む夫を交通事故で亡くした妻と、その夫を不可抗力の交通事故で死なせた男の間に行き交う感情は憎悪と謝罪のみが許されるはずなのに、本作ではそれらの感情がいつの間にか昇華されて双方の間に恋愛が凝固される。
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こんな話成立するのか、そもそも。
と思ったがきちんと筋道立ててメロい気持ちにもさせてくる成瀬作品。すごいぞ。
加山雄三が魅力的。押し引きも上手で耐えかねて行動に移す姿や目線や表情に色気がある。司葉子…
こんなメロドラマを成立させてしまうのは、ダグラス・サークと成瀬巳喜男ぐらいのものだろう。色気の映画。司葉子が山菜を採っているところに来た加山雄三を見るクローズ・アップの美しさに思わず見惚れてしまう。…
>>続きを読む浮雲や乱れるなどで知られる成瀬巳喜男の遺作。交通事故で夫を亡くした女と、彼女に慰謝料を渡す男の話。
いくらなんでもそれはないでしょってっていうメロドラマなのに、成瀬巳喜男が監督すると綺麗に手のひら…
世界のナルセの遺作は『乱れる』+『浮雲』と意識しないわけにいかないタイトル。ひたすら運命を描く映画って感じ。運命がスリリング。絶対に愛し合えない運命の二人がどうやって愛し合うに至るかを、もの凄くじっ…
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