Shidara

ラーゲリより愛を込めてのShidaraのネタバレレビュー・内容・結末

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

普段アクションやホラー、スリラー系しか見ないので久しぶりに感動系の映画を視聴。
戦後間もない時の捕虜が酷い扱いをされていたこと、そもそも日本人に対する悲劇が他国で起こっていたことを初めて知った。
感動するシーンが盛りだくさんで、個人的には、死のうとする相沢を山本が止めるところ。そしてその後病気で絶望する山本を相沢が不器用ながらも自分の言葉で止めるところ。山本の遺書をラーゲリの捕虜だった4人が読んでいくところ。その中でも特に松田が山本の母に泣きながら読むところと、相沢がもじみに渡す所はお互いの亡くなった母と妻に対して読んだり渡したりしているようで込み上げてくるものがあった。
ちょっと作品内でストーリーが飛ぶところと、演技が気になるところはあったがとても感動する作品だった。
松田の「僕は卑怯者を辞めます」は心に刺さりました。
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