ラーゲリで抑留生活を送っていた人が過去に実際にいた、ということを改めて知らしめられたように思います。
これは映画なので、実際に暮らしていた人たちの格好や表情、身体などはもっと酷いものだったのだろうと想像できます。まだ映像では綺麗なくらいだろうと感じました。
けど、ここから想像することは出来るのです。その過去があったということを私たちは知り、忘れてはならないということを改めて感じさせる映画でした。
なにより、演じてらっしゃる俳優さんたちからそれを感じました。
二宮和也さん、松阪桃李さん、桐谷健太さん、安田顕さん、中島健人さんが山本幡男さん想いを伝える人であるのでしょう。