戦争映画を観る時、一歩引いてみる自分がいつもおった。
なんで人間は戦争をするんやろって。
お国のためにとかクソやん。
何よりも命が大事ってなんでわからんのか。
そう思うから。
でも今回はちょっと違った。
戦争が終わった後の戦い。
そこまで考えられてなかった自分。
みんな戦争をしたくてしたんじゃない。
大切な家族を離れ離れになってまで、戦いたい奴がどこにおるんよって話よね…
ほんまその時の国のトップが決めたことで、こんなにも引き裂かれた家族がおるって知って欲しい。
そうなるってわかっててそれでも戦争するって決める人間はもうバケモンよ。
人間ではない。
それくらい戦争するって頭おかしいことやからな。
兵士が気狂ってしまうのなんか当たり前よ。
だってやりたくないのに、死ぬか生きるかでいきなり戦うんやもん。
散々戦ったあげく、次は捕虜やで。
私やったら殺してくれって願ってまうわ。
せやのに、山本さんはそんな世界でおったのにあんな素敵な笑顔でみんなを支えてたんやな。
自分の感情も理解しながら、周りをあそこまで思いやれる人おらんて。
だからこそ、あんな奇跡が起こせるんよ。
家族へ愛が届くんよ。
みんな山本さんから学ぶことたくさんあるで。
政治家とかに観てほしいわ。
学んでくれ、命の重さを。
ほんまに。お願いするわ。