家族がかなり推してきたため視聴。
物語云々の前に、予告の段階から嫌な予感がしたのですが、とにかく映像のクオリティが低すぎます。
本映画の映像は、戦争映画に必須である、埃っぽくもどこかノスタルジックな画面の色使いなどは皆無で、それこそ、週末のテレビ特番で戦争のドラマを撮った、そんな映像クオリティです。
お涙頂戴演出満載なのですが、制作背景含めて勘ぐってしまい、全く感情移入出来ませんでした。
ただ、シベリア抑留という事実を、豪華俳優陣を使って広く周知するという機能は果たしていると思います。
演技に関しては、ニノの硫黄島の時のような自然な演技を期待してなのですが…
演出家によってこうも演技が変わるものなのですね…